「10 EYEVAN」とはどんなブランド?

こんにちは。

本日は新規取り扱いブランド「10 EYEVAN」。

「10 EYEVAN」は、分かりやすく伝えるとするならば、10個のパーツで構築された眼鏡です。

それはアウトラインであったり、機能であったり、製造方法であったり、素材であったりと様々です。

根幹にあるのは「それが何であるか?」「それは美しいのか?」という点に絞られ、意図はきわめて明確です。

では各10のパーツをご紹介いたします。

◆B-Titanium Torx Screw

ネジの機能を再考し、Bチタンを素材とした専用のトルクスネジを開発しました。
iPhoneやMacbookといった精密機器に採用される機構です。少ない力で力を伝えられるため、メンテネンス中にヘッドが削り取られるなどの心配が軽減されるとともにキッチリと締まる構造になっています。一般的なアイウェアのネジはプラスネジ、ヴィンテージや海外のものの場合はマイナスネジなどが使用されており、OSロック(緩みにくい機能)を採用した星形のネジとなっています。

◆Closing Block Hinji For Torx Screw

Torx Screwの開発により可能となった智のデザインです。
きっちりと締まり、抜けにくい機能のため、ネジの受けとなる躯体を細く設計することが可能。

◆10 eyevan Titanium RIM

10 eyevanのために素材の選択から全てオリジナルで製造したチタンのリム。
素材の配合を最適なものとすることで、レンズの形状をキレイに拾いフロントシェイプとして反映させます。
地の素材と仕上げを良いものにすることで仕上げのメッキの乗りが均一になり、また美しい表面を生み出します。
塗装をどうするか?ではなく、ベースとなる躯体を考えた結果美しさが生まれました。

◆CR39 2 Base Curve Lens

10eyevanのレンズは、フラットになる直前のカーブをもったレンズを使用しています。
そのままですぐに使用可能なUVカットかつ裏面マルチコートが施された仕様です。
表面の端には10の刻印がなされています。

◆Shell Shaped Hinge

外れにくくシンプルな機構としてパッドとブリッジのジョイント部をデザイン。
ネジを使わないシンプルな事例として2枚の板でブリッジから伸びる腕を抱きこむ機構は「抱き込みパット」としてありましたが、緩んだ時など外れてしまう場合があるための提案として、腕の中央に2枚の板差し込み、そこから開いて固定する仕組み。
外れにくく、ディテールがシンプルで、貝パッドという存在との親和性を考慮し生まれました。

◆Shell Pad

樹脂のパッドが生み出される以前には、貝の殻を加工したパッドが用いられていました。
その美しい模様と、落ち着きのある風合いはメガネのパーツに止まらず、貝ボタンとして現在でも様々なファッションブランドで使用されており、唯一の問題である脆さを克服し、採用されています。貝ボタンの世界有数の産地である奈良県にある工場に依頼し、生産されています。

◆Crossed Bridge

前後のバーで挟む構造のブリッジ。
正面から見るとワンブリッジですが、斜めから見ると差分が見て取れます。
5点のロウ付けにより固定され、細くて強い構造体となります。

◆β-Titanium Wire Temple

粘りと対アレルギー性が高いB-Titaniumを用いたテンプル。

◆18K Gold Balancer End tip

重量バランスと質感の向上に貢献するバランサーチップ。
素材は18金とし、小さいながらも後部に重量を生みだすため、レンズを装着した際のバランスが取りやすく、長時間かけても安定しやすい仕様となります。

◆Silver925 Balancer End tip

重量バランスと質感の向上に貢献するバランサーチップ。
素材はシルバー935とし、小さいながらも後部に重量を生みだすため、レンズを装着した際のバランスが取りやすく、長時間かけても安定しやすい仕様となります。18金と比べ、経年の味わいを楽しみやすい素材です。

シンプルな完成形とは裏腹に、洗練された各パーツの集合体です。

「10 EYEVAN」とはどんなブランド?-10EYEVAN 是非店頭でおためしください。