リンドバーグ「RIM|CORONA」ロングセラーモデル。
こんにちはヤノです。
本日はリンドバーグRIMシリーズより、店頭初入荷フレーム「Corona」のご紹介です。
小振りなサイジングでレトロな雰囲気を再現した「Corona」は、ラウンド(丸眼鏡)を選ぶ際に基準としていただきたいリンドバーグの中でもロングセラーモデル。
リンドバーグ(LINDBERG)「RIM Corona」col.10 ¥53,900(税込)
RIMシリーズとの相性が良いのがこの形(ラウンド・ボストン・オーバル)。
RIMは、ワイヤー状のチタンを曲げて作られており、デザインに制約を生む構造です。
ワイヤーを曲げて形を作る構造のため、鋭角に曲げることが難しく、曲げてしまうと折れやすくなります。
ですので、スクエアでも角は若干丸みのある形となっているものが殆どです。
針金をイメージして頂くと分かりやすいかと思います。曲げる→元に戻すを繰り返していると金属疲労で折れてしまうと思います。
そのためRIMシリーズは、凄くシャープなモデルは少ないです。男性の方でシャープ過ぎず、ビジネス用眼鏡を探している方にとっては丁度良いのが見つかるかもしれません。
逆に丸みがあるモデルは、この制約が生じませんので作りたいデザインが作れます。現在の流行りはもう少し縦長(真円に近い)のモデルですが、真円になると流行過ぎて長く使えない可能性があります。
「Corona」のシェイプは、時代に関係なく使用することが出来る強めのラウンド型×弱めのオーバルを合わせたような完成された形です。
レンズのワイドは狭いため、中央ブリッジ部分は広く設定されています。
ファッション面。
まず、ファッション性の高い一部のブランドは、耐久性の面から考えると5年使用できれば御の字という所です。
その頃には流行も変化しているでしょうし、その眼鏡は劣化して使えなくなっている可能性が高いです。
一方「Corona」は、今の流行が終息したとしても、古臭く感じないタイムレスなデザインで壊れにくい上に丈夫です。
ネジなどの使用パーツを減らす事で軽く・摩耗も軽減・素材を活かした柔軟性と、フレームを簡素化することで壊れる箇所も少なく、修理が起きにくい設計。
本来、丸眼鏡って大変印象の強いモデルだと思うんです。
特にクラシックなブランド(モデル)は、良くも悪くも印象がさらに強くなります。クラシックな雰囲気を出したいのであればリンドバーグだと物足りなさを感じると思います。
しかし、このモデルの良い所はクラシックになりすぎない所。
「形はクラシック」でも「構造はモダン」と、相反する要素を併せ持つモデルなので、様々なスタイルにも合わせることが出来ます。
また、流行モデル(シェイプ)が欲しいのであれば、リンドバーグを選ぶ必要はないです。
それならば、今を代表するファッションブランドの真円のモデルを購入して、ファッションを楽しんでいただいた方が良いと思います。
長く使えるデザインor今が旬のデザイン。迷いますね・・・。
是非1度お試しください。