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本日は10アイヴァン（10EYEVAN）より、セルロイドを使用したフレーム「No.3Ⅲ 43」のご紹介です。

先日ご紹介したラウンドシェイプ「No.5 Ⅲ 43」の玉形違いのボストンシェイプ「No.3 Ⅲ 43」のご紹介です。
10アイヴァン（10EYEVAN）「No.3 Ⅲ 43」col.1002S　45□22-147　￥63,800（税込）まず、セルロイドとは？
綿やパルプなどの自然素材を原料とした合成樹脂で、世界最古のプラスティック素材です。かつては眼鏡フレームをはじめ高級万年筆や玩具等など様々な品に使用されていました。

その硬質な素材の特性により、深みのある光沢が生まれ、その上キズも付きにくく、型崩れもし難いなどの特徴があります。また、今主流で流通している「アセテート」に比べて加工には技術が必要で手作業での工程が多い為、限られた工場でしか製造が出来ない素材です。

その質感は、よりクラフト感の強い仕上がりとなり、そんなレトロな雰囲気が今も尚コアなファンの支持を受け続けています。

10アイヴァン（10EYEVAN）のフレームは、個々は過度に主張することはなくとも、繊細で美しい10個の特別なパーツで構成された純度の高いフレームが特徴です。「No.5 Ⅲ 43」（上：ラウンド）と「No.3 Ⅲ 43」（下：ボストン）で見比べてみるとボストンの方が力強い印象です。

テンプルエンド内側にはギザギザに加工。滑り止めの役割を担っています。

個々は過度に主張することはなくとも、美しいパーツの集合体が同ブランドらしいメガネ（道具）を成立させています。

今回もテンプルエンドにはバランサーとして「925SILVER」が採用され、他バリエーションで「K18」モデルもございます。
ワインやシャンパンのコルクのような愛らしさが目を引くバランサーのパーツ。

シェルパッドや、βチタン製のトルクスネジをはじめ、新たに採用された飾りカシメのパーツで使用されている「925SILVER」などにも注目。

全体を際立たせる為にさりげなく緻密な細部の各パーツ達が物自体の良さを高めます。そして、10アイヴァンはケースにも拘っています。茶器（茶筒・急須）などでも使用される赤銅（しゃくどう）を使用したケースは使い込むほど良い持ち味を発揮してくれます。是非店頭でおためしください。