偏光レンズのメリット・デメリットとは?
こんにちは。
今回はよく間違う事が多い「偏光レンズ・調光レンズ」この2種類の違いをお伝えします。
まずは偏光レンズから。
通常のサングラスは着色されたガラス(プラスチック)レンズを用いることで光の量を軽減し、眼を守る仕組みです。
ブラインド状になった偏光膜にそのヒミツがあります。レンズとレンズの間にブラインドカーテンのような偏光膜を間に挟みこむことで、ある一定の方向からの光のみを目に届くようにする仕組みのレンズ。
これが偏光レンズの仕組みです。
偏光レンズは様々なジャンルで需要があります。
特に釣りを楽しむ人は偏光サングラスをよく知っています。
水面のギラつきがなくなり水の中が良く見える=(魚が見える)必須アイテムとなります。
車の運転であれば路面やフロントガラスの反射もなくなり、白線がくっきりとクリアな視界をキープできます。
また、ウインタースポーツでは反射で見えづらい雪面の凸凹がハッキリ見えるようになり、近頃では、ゴルフやテニスや野球などのスポーツ、日常用での使用する方も増えてきています。
上の画像は左が何もない状態。右が偏光レンズから覗いた店内の様子です。
両方とも同じ設定で撮影しましたが、右の画像は下からの反射光がカットされ、床の模様がくっきりとなり全体的に見比べても右側が見易く、目が楽ということがお分かりいただけると思います。
さて、ここまでは偏光レンズの良い部分をお伝えしましたが、勿論メリットもあればデメリットもあります。
例えばスマートフォン・パソコン・カーナビのモニターですが、偏光サングラスをかけた状態で目視すると画面が真っ暗になる、もしくは見えにくくなる事(角度)があります。
理由は液晶パネルや液晶機器自体にも偏光板が使用されている事が原因です。
サングラスと液晶機器の偏光軸がタテ・ヨコで格子状に交差する角度になると真っ暗になったり、見えにくくなってしまいます。
斜めに偏光軸が入った液晶機器なども多くありますので、最近は完全に真っ暗になる事は少なくなってきています。
さて、合わせて調光レンズも話そうと思いましたが、少し長くなりそうなので調光レンズは次回更新しようと思います。
次回の更新をお待ちください。
続きはコチラ → 「調光レンズのメリット・デメリットとは?」
各社比べてみました → 「各メーカーによる偏光レンズのメリット・デメリットとは?」