アイヴァン「Webb」とオリバーピープルズ「Sheldrake-J」を比べてみました。
こんにちは。
本日はお題の通り、アイヴァン「Webb」とオリバーピープルズ「Sheldrake-J」を見比べてみようと思います。
今回見比べるオリバーピープルズのフレーム「Sheldrake-J」2018年までオプテックジャパン社によって作られていたフレームとなっています。
オプテックジャパン社の現在の社名はアイヴァン社となっています。(左)アイヴァン(EYEVAN)「Webb」
(右)オリバーピープルズ(OLIVER PEOPLES)「Sheldrake-J」
現在アイヴァンを作っている商社は昨年までオリバーピープルズを製造していた旧オプテックジャパン社です。なので、オリバーピープルズのサイズ感や雰囲気がお好きな方には丁度いいかもしれません。
30年近くのオリバーピープルズとのライセンス契約が終わり、微妙なニュアンスの違いで当時リリースされなかったデザインを現在のアイヴァンで表現。
オリバーピープルズを作っていた技術力は現在アイヴァンに引き継がれています。
そして現在のオリバーピープルズはルックスオティカ社によって製造されており、多くはイタリア製となっています。
(左)アイヴァン(EYEVAN)「Webb」col.SMK 47□22-145 ¥29,160(税込)
(中)アイヴァン(EYEVAN)「Webb」col.PBK 47□22-145 ¥29,160(税込)
(右)アイヴァン(EYEVAN)「Webb」col.DT 47□22-145 ¥29,160(税込)
ではまず、フロント。
智部分に取り付けられた飾り鋲(びょう)や鍵穴を模したキーホールブリッジなどクラシックな雰囲気あるデザインが随所にあります。
飾り鋲(びょう)は見比べるとこんな感じ。
(左)「Sheldrake-J」は丸くぷっくりとした印象に対し、(右)「Webb」は尖ったようなキレのある形。
サイズ感は共に47□22-145と差は一切ありません。
「Webb」はフロントデザインがやや四角く、「Sheldrake-J」の方はやや丸みが強調された印象。オリバーピープルズで「Sheldrake-J」のデザインを決める時に、いくつかの候補がある中、オリバーピープルズ創設者の1人ラリー・レイトが選んだのが丸みのあるタイプ。
しかし、旧オプテック社(現:アイヴァン社)が、実はリリースしたかったのが四角い今回の「Webb」タイプ。
テンプルの厚み・太さは比べても大差なく。
テンプルの芯金デザインは「Webb」は彫金彫り。「Sheldrake-J」はシンプルな芯金。「Webb」のフロント・テンプルはピンで留められたカシメ蝶番。「Sheldrake-J」の蝶番は埋め込みタイプとなっています。
テンプルエンド内側「Webb」は徐々に細くなり滑り止め加工がされ、「Sheldrake-J」はプックリした安定感のあるベーシックなスタイル。
重さは「Sheldrake-J」が29g、「Webb」は34gと若干の差はありますが、さほど気にならない程度だと思います。
前述のように現在はイタリア産となった「Sheldrake-J」。サイズ感が49□22となっていますので、2㎜大きく作られています。
オプテックジャパン社が作ったメイド・イン・ジャパン製の「Sheldrake-J」は現在市場に出回っているだけとなりますので、数年後にはレアモデルになっているかもしれません。
是非店頭でおためしください。