5つのアイヴァンブランドその違いとは?

こんにちは。

本日はアイヴァン(EYEVAN)というブランドについてお話出来ればと思います。

ご存じの方も居られると思いますが、アイヴァンには複数のコンセプトによってブランドを分けられています。

ですので、5つのアイヴァンブランドを取り扱っているからこそ分かるブランド毎の違い・特徴を個人的な意見でまとめましたのでご覧いただければと思います。

まずはアイヴァン(EYEVAN)というブランドについて

まずはアイヴァン(EYEVAN)というブランドについて。

アイヴァンには「着るメガネ」というコンセプトがあります。

医療用具として浸透していた眼鏡をアイヴァン(EYEVAN)は眼鏡×ファッションと結びつけた最初のブランドと言っても過言ではありません。

1972年に誕生したアイヴァン(EYEVAN)は、その後1985年にアメリカのアイウェア展示会に出展したことをきっかけに海外へ進出。

海外で人気の高いアイウェアブランドであるオリバーピープルズ(OliverPeoples)の目にとまり、1989年にオリバーピープルズとの約30年間のライセンス契約を獲得し、世界に向けてオリバーピープルズの商品を”made in japan”で生産してきました。

2003年にアイヴァン(EYEVAN)はブランドを休止していましたが、ライセンス契約終了後の2018年アイヴァン(EYEVAN)を復活。

オリバーピープルズ(OliverPeoples)での定番モデルを当時自身たちが世に出したかった形へアレンジして販売するなど、オシャレで機能的なアイテムを多く発表しています。

アイヴァンの5つのコンセプト

アイヴァン(EYEVAN)にはブランドラインが5つあります。

・ベーシックで定番なアイテムの多い「EYEVAN」
・繊細でより美しいフレームが魅力の「EYEVAN7285」
・美しい道具として10種の特別なパーツで作る「10EYEVAN」
・スポーツなどアクティブに使用する為に作られた「Eyevol」
・楽に過ごせる機能性を持たせた「E5eyevan」

ブランド毎に違いがありますのでご参考ください。

アイヴァン(EYEVAN)

EYEVANは、上記の通りアメリカのアイウェアブランドのオリバーピープルズ(OliverPeoples)と30年間のライセンス契約を結んでおり、日本での製造・販売を担っていました。

当時のオリバーピープルズの代表アイテムである「OP-505」や「Sheldrake」や「MP-2」を元にしたモデルを現在アイヴァンで展開しています。

(左)オリバーピープルズ → (右)アイヴァン

OP-505 → E-0505
Sheldrake → WEBB
MP2 → E-0509

オリバーピープルズのユーザーだった方にとっては作り手も同じ・サイズ感・価格帯もほぼ同じなので試していただきたいと思います。

アイヴァン7285(EYEVAN7285)

EYEVANが休止中の2013年に誕生したのがアイヴァン7285(EYEVAN7285)です。

「7285」は、EYEVANが誕生した1972年と世界進出を果たした1985から名付けられました。

アイヴァン7285の特徴で分かりやすいのは全ての商品にチタンパッドが採用され、素材の無機質さとメタルパーツが相まった統一感。

また、メーカー担当者から聞いたことがあるのがフレームデザインについて。

すべてのフレームに対してではないと思いますが、通常のレンズの玉形を左右逆にした状態でデザインする手法を採用しているとのこと。

そうすることで若干の違和感が生まれ、良い意味でクセのあるヴィンテージの”不格好さ”が出た仕上がりになります。

5つのアイヴァンブランドその違いとは?-10EYEVAN EYEVAN EYEVAN7285 Eyevol E5 eyevan

サングラスのレンズは現在日本国内では製造が少なくなったガラスレンズを採用

ガラスレンズはアイヴァンオリジナルのガラスレンズを採用しており、濃淡様々なガラスレンズ使用。

似たような色味のガラスレンズを他社レンズメーカーで探すとなると非常に困難だと思います。

製作コストも時間もプラスチックレンズよりも手間がかかるため、アイヴァン7285を購入してこそ楽しめる部分。

EYEVAN7285は眼鏡のデザイン性・繊細さを重視している方におすすめです。

10アイヴァン(10EYEVAN)

10EYEVANは2017年に「美しい道具」というコンセプトで誕生しました。

デザイナーである中川浩孝 氏が、眼鏡のパーツひとつひとつの理想形を実現化させたときに、特別なパーツが10個できあがったことからブランド名が付けられています。

締めやすく、緩みにくいトルクスネジや肌に馴染みのいいシェル(貝)を使用した鼻パッド、プラスチックフレームには肌触りのいいセルロイド生地を採用するなど、使いやすさ+道具としての美しさが際立ちます。

通常のアセテート生地は石油系の素材に対して、10EYEVANは植物由来のセルロイドを使用しています。

セルロイドは製造工程に通常の石油由来のアセテート生地と比べて時間とコストが高くなるため大量生産が出来ません。

生地を2-3年寝かせて生地を硬く仕上げ→削りだしといった流れ。

肌触りも良く、使用するほどヴィンテージの良い風合いを楽しめるフレームです。

誕生当時のクラシックフレームを表現しているのが、10EYEVANのアイテムの面白味といえるでしょう。

ひとつひとつのモデルを大切にしていくのが、10EYEVANのスタイル。

なので、他ブランドは新作でいくつものバリエーションを毎年追加していきますが、10EYEVANは新作というよりかは、同じモデルでも素材を変えたり、ディティールを変更したり、長く楽しめるメガネを追い求めています。

※最近ではFATリム(太セル)シリーズがリリースされています。

アイヴォル(Eyevol)

ファッション・スポーツ・アウトドアなど様々なライフスタイルシーンをボーダレスに楽しむ人たちの為のアイウェアブランドです。

「EYEVAN」らしいクラシックで普遍的なデザインをベースにアクティブで気軽に身に付けられる機能性+ファッション性の高いサングラスを多くリリースし続けています。

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スポーツで使えるようなサングラスは機能性を重視して流線形のフレームになっているものが多いですが、アイヴォルのサングラスはクラシックな形のフレームデザインを起用。

アウトドアやスポーツで使った後もそのまま付けて帰れるようなサングラスに仕上げ、掛け心地の面ではフィット感を高めるために、可動式のノーズパッド・テンプル内側とノーズパッドにはゴムのような素材特性を持ち耐油性・耐候性に優れた樹脂素材(TPE)を採用

フレームに耐久性・軽さ・バネ性に優れた素材(TR-90)金属パーツを使用せず樹脂系の素材で構成されているので、ご自身での手入れの容易さや錆びないという点は他のアイヴァン(EYEVAN)とは違った使い方が可能です。

プロフェッショナルスポーツ用のサングラスというわけではありませんが、ドライブからランニングやスケートボードや自転車のようにちょっとしたアウトドア用途で気軽に身に付けられます。

紫外線を99%以上カットし歪みが少なく長時間の装用でも快適に過ごせる「CR-39」製レンズを搭載しています。

ボリューム感のあるデザインながら従来のプラスチックフレームに比べ驚くほど心地よい装用感なので試した事がない方は是非試していただきたいと思います。

E5 EYEVAN(イーファイヴアイヴァン)

E5 EYEVANは「実用的であること・機能が必然であること・安心して扱えること・フレキシブルであること・長く使えること」という5つの要素がコンセプト。れたアイテムが多いのがE5eyevanの魅力です。

「形態は役割、目的に従う」という生物学の思想から影響を受け、機能性を追求したアイウエア「E5eyevan(イーファイブ アイヴァン)」は、メガネの美的造形性を重視せず、道具としての本質を大切にしています。

耐久性が高く、修理しやすい構造で設計されているため、自分に合わせて長く使い続けられます。

幅を広げたり、耳の高さを合わせたりと、調節することを前提に作られたフレームです。

テンプル部分はフィット性が高く、どんな顔の形の人にも滑り止めが機能するように考え抜かれており、顔の形にあわせてテンプルの長さをカットして短くできます。

掛け心地が良いヴィンテージフレーム。

お試しください。

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「アイヴァン」 WEBカタログ
oomiya 和歌山本店は、和歌山県唯一のアイヴァン公認正規販売店です。