こんにちは、ヤノです。

1920年代のオールドスタイルを彷彿させるオリバーピープルズを代表する名作の1つです。
1987年のオリバーピープルズのデビュー当時からのアイコン的モデルのOP－505を
天然素材のべっ甲（並茨甲）で制作したスペシャルモデルです。
今回はOLIVER PEOPLES OP-505を鼈甲verとセルverがたまたま店頭にあるので見比べてみたいと思います。
(写真上)OLIVER PEOPLES：505       col：DTB　￥33,480（税込）
(写真下)OLIVER PEOPLES：OP-505 col：並茨甲 ￥540,000 (税込)

因みにべっ甲は南の海域に生息するタイマイというウミガメの一種の
背と腹の甲羅を熟練の職人が加工、制作しています。
大きいもので畳約一畳分にもなるそうです。

タンパク質で肌あたりが良く天然素材故アレルギー等もおこりませんのでご安心ください。
1993年、ワシントン条約により甲羅の輸入が禁止されました。よって現在は1992年以前に輸入した鼈甲を使用しています。
左：鼈甲　右：セルフレーム
分かりにくいですが、鼈甲フレームの方が若干ですが厚みがあります。
鼈甲ver
セルver

鼈甲verの方が重厚感があり、セルverよりも太く作られています。
光を通して透けた感じがとても深みがあって綺麗です。

ブリッジ、ヨロイ、テンプルに施された彫刻が両方共に同じ彫刻がされてOLIVER PEOPLESらしいヴィンテージ感を感じさせてくれています。
接着剤を使わず熱と水分の調整で職人が材料を自ら作り出す日本伝統工芸品の芸術品。

是非、店頭で見比べてお試しください。