アイヴァン7285(EYEVAN7285)「156i」細かい彫金。これがまた面白い。
こんにちは。
本日はアイヴァン7285(EYEVAN7285)より、メタルボストンフレーム「156i」のご紹介です。
セル巻き(またはインナーリムとも言います)のデザイン。
クラウンパントにも見えるレンズシェイプはラウンド感を和らげており、丸さが強調されにくくなっています。
アイヴァン7285(EYEVAN7285)「156i」45□24-145
(上)col.332800
(下)col.100900
各¥53,900(税込)
フロントの枠全体をリムと呼び、「縁(ふち)」や「枠(わく)」を意味する英語の[rim](リム)からの言葉で、自転車のタイヤとかでも使われている言葉です。3㎜のチタン板を肉寄せし4㎜に膨らませてブローチの形状へ。
メタルフレームではレンズをリムに入れる時に開く必要があります。開きっぱなしというわけにもいかないので、ねじ止めするためのパーツを智と呼びます。
大体のメタルフレームには耳側に配置されているのが殆どだと思います。
今回のモデルは外側ではなく内側。
チタン板をリム線の様に見せる為、表裏からミル打ちのプレスを入れながら、鼻裏側にブローチを一体で成形された「隠し智」のデザイン。
これにより智元にレンズ止めネジが不要になり、高い位置に智を設定させた独自性のあるデザインを生み出す事ができます。
あと、デザインに影響を与えず、スマートに強度と耐久性と美意識を兼ね備えたチタン製ノーズパッドも良いです。
彫金彫りも細かく施されており、これがまた面白い。
近くで見る時の印象と少し離れた所では雰囲気が違うのです。近くで見ると菱形を組み合わせたような柄でこれも十分美しい。だが、少し離れるとどうでしょう?チェッカーフラッグの柄みたいに四角の柄が現れます。
「美しさ」とちょっとした「遊び心」のバランスが良く、程よくまとまったフレームだと思います。テンプルエンドの彫金彫りにも手抜きはありません。
是非おためしください。