経過を楽しむセルロイドフレーム|10アイヴァン(10EYEVAN) No.6Ⅲ
こんにちは。
本日は10eyevan(10アイヴァン)より新入荷のメガネフレーム「No.6 Ⅲ FR(46)」 のご紹介です。
フレンチヴィンテージのクラウンパントを柔らかく表現したシェイプ。アイヴァンブランドにはいくつか価格帯・製品としての作りなどが分かれていますが、中でも10アイヴァン(10EYEVAN)は、アイヴァンシリーズの中でもトップの位置にあたるアイウェアです。
・アイヴァン(EYEVAN)
・アイヴァン7285(EYEVAN7285)
・E5アイヴァン(E5 EYEVAN)
・アイヴォル(Eyevol)
・10アイヴァン(10EYEVAN)
アイヴァンシリーズの特徴といえばクラシック・ヴィンテージ。
元々オリバーピープルズを30年間作り続けていたのもあり、現在はオリバーピープルズのファンからも支持されています。何よりも国産のフレームなので、アフター面や日本人の顔に沿ったデザインが良いです。
10アイヴァンのプラスチック素材には全てセルロイドという素材を採用しています。
元は象牙の代用品として誕生したセルロイドは、1856年に歴史上初めて人工的に合成されたプラスチック素材です。クスノキなどから抽出できる植物由来の結晶なので、植物由来から作られるセルロイドと、石油系プラスチックとはまた一味違った風合い、奥行、光沢を持ち、吸水性が有り触り心地が良いのが特徴です。
特徴を見る限りでは、様々な面で良く見えますが、現在の市場では、セルロイドフレームは当時と比べると数が減少しています。
それは、以下の理由(デメリット)があるからです。
・コストがかかる。
・セルロイドフレームの製造に時間がかかる。(2-3年ほど素材となる生地を寝かした後、製品化されます。)
・可燃性が高く燃えやすい。170℃以上で自然発火する。(日常メガネフレームとしてお使いいただく分には何ら問題ありません。当時の映画フィルムの主力材料であった時、可燃性が高く火災事故が起こったことから現在に伝えられています。)
といったところです。つまり、生産性の点では現在主流の素材のアセテートと比べると劣りますが、セルロイドという素材は見た目・エイジング具合など、クラシックフレームを表現するには欠かせない素材であるということ。
10アイヴァンのモノづくりは、当時の素材を現代の技術で再現したという点でも面白さがあります。
アセテートとは異なり、エイジングを楽しむ工程はセルロイドフレームならではの楽しみ方が出来ます。テンプルエンドにはバランサーの役割としてのシルバー925。
こちらもシルバー特有の燻した感じでエイジングが楽しめるようになっています。
ギザギザの滑り止めは摩擦で滑りにくいように、テンプル内側を加工。
鼻パッドはパール素材。
素材のアルカリ成分と汗などの酸成分の化学変化により、鼻パッドは徐々に鼻筋の形に変形していく模様を楽しめます。
上から
10eyevan No.6 Ⅲ FR(46) 46□23 147
col.1019S-CL
col.1003S-CL
col.1015S-CL
col.1002S-CL
各¥66,000(税込)
お試しください。