調光レンズ始めました。
こんにちは。
本日はお題の通り調光レンズについてです。
今まではカラーのレンズの交換を店頭にて即日加工でお持ち帰りいただけましたが、度数なしの調光レンズも即日加工でお持ち帰りいただけるようになりましたのでご案内させていただきます。
最近SNSやメディア等でも調光レンズが取り上げられているのを見たりします。
お客様から調光レンズの事を聞かれたりするのもチラホラ。
調光レンズとは?
まず、調光レンズと何か?
簡単に言うと「外ではサングラス、室内では眼鏡になる」レンズです。
理想的な使い方として、ロードバイクやランニングをする人は、朝も夜も走ることって多いですよね?
調光サングラスなら昼はサングラスとして、夜はメガネのようにクリアなレンズへと変わりますので、昼夜問わずこの1本があれば非常に便利で勝手がいいです。
何故日中は変色し、夜はレンズが変色しないのか?
それは、紫外線量にレンズが反応して発色するからです。
なので、太陽が昇っている(紫外線が降り注いでいる)間はサングラスのようにレンズが変色するという仕組みです。
実際どんな感じになるのか見てみる
こちらは半分を布で隠し、もう半分は紫外線を浴びさせた状態です。
時間にして10~30秒ほどでこの変化。
室内に戻り、布をとるとこんな感じです。
紫外線が当たっている部分はサングラスのように変化し、布で覆っていた部分は変化なしです。
メリット・デメリットとは?
まずはメリットの部分から。
ロードバイクやトレーニングでの使い方もすですが、生活の中では、屋内でのお買い物の際にお勧めです。
室内に入ってしばらくすれば徐々にレンズは薄くなりますので、カバンの中から出したり直したりと、面倒な作業が省けます。
わざわざ面倒な掛け替えをしなくても「1本のサングラスで屋外・室内と昼夜問わず兼用できる」これが調光レンズの良い点です。
続いてはデメリットの部分。
紫外線量によってレンズが変色するため、車のフロントガラス自体が紫外線をカットしてしまう為に車内でのレンズ変化は極めて薄いので、ドライブする際のサングラスとして使うとするなら若干不向きなのかなと思います。
また『薄い⇒濃い』に変化するときは1分足らずで変色しますが、『濃い⇒薄い』の場合、色がもどる際は徐々に時間をかけて戻るので、思ったようにレンズが変色しないという点もあります。
そして、気温によっても差が出ます。
温度が低い時ほど色が濃く、温度が高い時色が薄くなります。
5月~6月の梅雨時期頃は、気温が低い割りに紫外線量が多いので濃く変色します。
逆に夏場の30度以上の気温になるとレンズ表面の温度も上がり、色が変化している状態を維持できず色が薄くなります。
劣化するとどうなる?
調光レンズにも勿論寿命があります。
調光レンズの場合は色の変化も経年変化でどんどん変化が薄れていきます。
寿命ともなれば一番薄い色でもなく、一番濃い色でもなく丁度中間の色に落ち着き、色の変化がしにくくなっていくという面もあります。
メリット・デメリットもありますが、使う場面によってはとても良いパフォーマンスをしてくれます。
いかがでしょうか?
今回度なしで即日お持ち帰りいただけるレンズカラーを2色(グレー・ブラウン)ご用意しました。
※フレームによっては、即日でお伺い出来ないものがございますのでご了承ください。
勿論、従来通り納期はかかりますが、グレー・ブラウン以外のお色(ブルー・グリーン)もご用意できますので、お気軽にご相談ください。
お試しください。
※ご遠方の方や、外出を自粛されている方への対応も行っております。
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