調光レンズのメリット・デメリットとは?|~サンシェード編~
こんにちは。
本日は、調光レンズについてのお話です。
今回ご紹介するのは、レンズメーカー東海光学様のサンシェードレンズ。
レンズカラーが基本ベースで濃度25%のベースカラーから、MAX70%まで色濃度が変化するレンズ。
今回は、お客様が実際作ったサングラスでご紹介。
基本的には、こちらのブログ「調光レンズのメリット・デメリットとは?」と同じ。
少し違うだけですが、その少しが使い勝手を良くしてくれます。
以前の調光レンズは、ほぼ透明→変色でしたが、今回の調光レンズは、薄い色(ベースとなる色)→濃い色へと変化します。
元のレンズカラーはこんな感じ。
指で一部分を隠し、外に出ると以下のような感じに変色します。
ささやかな変化ですが、これを求めていた方は少なくないはず。
車に乗る時は以前の調光レンズ(透明)より重宝するかと思います。
ベースのカラーに元から色が薄く入っているので、眩しさを抑えてくれるので目が楽という点。
デメリットとしては、カラーバリエーションが現時点では少ないところ。(※グレー・ブラウンのみ)。
室内でも目が透けるくらいの濃度であるとは言え、常に色が入っているので場合によってはデメリットになるかもしれません。
実際にレンズを入れて片方を変色させたら上画像のような感じ。
最近では調光レンズにもカラーバリエーションが増え、使用される人口も増えてきました。
1本で眼鏡とサングラスの役割を果たせるレンズですが、『薄い⇒濃い』に変化するときは1分足らずで変色しますが、『濃い⇒薄い』の場合、色がもどる際は徐々に時間をかけて戻るので、思ったようにレンズが変色しないという点もあります。
そして、気温によっても差が出ます。
温度が低い時ほど色が濃く、温度が高い時ほど色が薄くなります。
5月~6月の梅雨時期頃は、気温が低い割りに紫外線量が多いので濃く変色します。
逆に夏場の30度以上の気温になるとレンズ表面の温度も上がり、色が変化している状態を維持できず色が薄くなります。
使用する場所や用途によってメリット・デメリットは勿論出てきますが、理解した上で使うと、とても良いパフォーマンスをしてくれるレンズです。
両方とも度付き対応もできますので、是非店頭で実際に体験してみてください。